語学を学ぶ上で一番難しいことは理屈で理解しようとするリミッターを外す作業。
さらに、今考えている日本語をそのまま英語に治そうとする癖を直すこと。
結構この状態って難しい表現や、難しいことを自然にかんがえているんですよね。
日本の英語教育がスピーキング重視に変わります。
これからの時代は、話すということが重視され、さらには論理的な思考と創造的な思考が必要になってきます。
参考:2020年大学入試が変わる!「英語=しゃべれる」スピーキング」重視の時代!
私たちは、既に母国語で全ての情報を処理しています。
年齢にもよりますが、どうして幼い子供は素早く英語を吸収し、年齢とともに吸収がむつかしくなるのでしょうか。
そこには二つの理由があるのです。
1.知識経験の量
2.思考の複雑さ
まず知識経験が多ければ多いほど、多くのことから連想させ物事を考えます。
例えば、「買う」という言葉も、「購入」であったり「仕入れる」「購買」など多くのシチュエーションに応じて考え言葉を使え分けています。
しかしながら、上記の言葉たちはシンプルに考えると
「買う」ということで充分伝わります。
買うならば、瞬時に”Buy”という単語を引っ張り出せますが購入”Purchase”はなかなか出てきません。
知識経験の量が多いほど、状況に応じて母語での思考範囲が狭まってしまうのです。
結果的に会話の反応が遅れ
「あー、あの単語はなんていうんだろう…」
「どんどん会話が進む〜」
など状況に対応ができなくなってしまう自体が起こります。
思考の複雑さに関しても、知識経験の話とリンクしますが、会話の時、むつかしく考えるほどに、単語の引き出しとアクセススピードがなければ、どんどん流れに流され「何も言えない」という悪循環に陥ります。
すなわち「簡単に考える、シンプルマインド」がとても重要になるのです。
・簡単な日本語に置き換える思考法
・知っている簡単な単語を増やす
この二つに注力すべきです。
初級者はまず、自分の意思疎通を「知っている単語」だけで、素早く返答する。
頭を柔軟に、創造的にするトレーニングが必要です。
実はこのトレーニングは日本語でも十分出来るんですね。
超簡単に例えるならば、「こどもでもわかる、わかりやすい言葉」を選ぶようにすればいいのです。
わかりやすい、簡単な言葉は、英単語でも比較的、簡単に引っ張り出してくることができます。
例:例えば、初めて訪れる場所で道を聞きたい。とき
難しく考えると、
すみません。道をお尋ねしたいのですが…。
今から私達はこの場所に行きたいのですが、なにぶん初めて訪れる場所のため何もわからないんです。もしも、こちらの場所がご存知でしたら、どうやってこの場所に行ったらいいのかを教えていただけませんでしょうか?
この文章をとっさに英語にして発話するのは、難しい….
そもそも、日本語の表現が難しいし、英語にする場合、「なにぶん」がどの単語を使えばいいのかわからない….
じゃあもっと、簡単に噛み砕いてみよう…
すみません。質問をしてもいいですか?…。
私はこの場所に行きたいのですが、教えてもらえますか?
私は初めてこの場所を訪れました。
どうしたらこの場所に行けますか?
文章が短くなった分、英語にしやすそうだぞ。
でも、まだまだ、長いかな自分には、とにかくここでは、この場所の行き方を尋ねたいだけ。
もっと簡単に聞こう
すみません。
私はこの場所に行きたいのですが…?
うん、これならすごくシンプルだし、短い。
自分の知っている単語を組み合わせて文章にできそうだ
というふうに、物事を簡単に考えていく、シンプルにしていくことで、自分が知っている単語にアクセスしていくように準備をします。
この考えで、今の自分の力の中で、どれだけ積極的に会話に参加できるのか?という点を考えて行くと、効率的に運用能力も高まり成長することができます。
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