海外留学を考える時に比較されるのがフィジーとフィリピン。そんな中SPEA(フィリピン)とFBI(フィジー)に留学経験がある人に話を聞いてみた。その話を8項目にしてそれぞれの良さも含め比較してみた。
比較対象はフィリピンのドゥマゲテのSPEAとフィジーのFBI(フリーバード)ナンディ校舎となります。
今回は東京からの移動時間で考えてみました。
まずSPEAはフィリピンのドゥマゲテという場所にあります。
ここに行くためにはマニラかセブで乗り継ぎをする必要があります。
東京からマニラ空港まで約4時間半。そして国内線で約1時間かかります。
東京からセブ空港まで約5時間。そして国内線で約40分かかります。
乗り継ぎ時間を入れなくて約5時間〜約6時間ほどかかります。
フィジーは国際空港を持つナンディという場所に向かいます。
フィジーの場所はここになります。
フィジーまでだと7月から始まる直行便で約9時間の予定です。
また現在だと韓国 ソウル経由もしくはニューギニア ポートモレスビー経由で行く方が多いです。韓国経由で約12時間半 ニューギニア経由で約13時間かかります。
これに乗り継ぎ時間を入れると半日以上はかかってしまいます。
これには理由があり、この留学の後にオーストラリアやニュージーランドにワーキングホリデーを希望している方が多いのです。フィジーからだとオーストラリアまで約4時間 ニュージーランドまで約3時間と近い距離にあります。
日本の家族や友人に連絡を取る時に必要となってくるのが日本との時差です。
現地時間でかけてしまったら向こうは違う時間だったなんて事もあります。
日本からみてフィリピンは-1時間。日本が午前10時だとフィリピンは午前9時となります。
一方日本からみてフィジーは+3時間。日本が午前10時だとフィジーは午後1時となります。
さらにフィジーは11月〜1月までサマータイムを実施する時もありその期間だと+4時間になります。日本が午前10時だとフィジーは午後2時となります。
日本から夜に電話したつもりが深夜になってしまっていたなんて事もありました。
フィリピンの公用語はフィリピノ語及び英語です。また80前後の言語から成り立ってます。
フィジーは英語(公用語)の他、フィジー語、ヒンディー語を使用しています。
フィジーはフィジー系(57%)インド系(38%)のためそれぞれの言葉も使用しますが英語はネイティブになります。
ここが皆さんが一番気になる部分だと思います。
フィリピンは決して治安がいい国ではありませんがドゥマゲテに関しては変わってきます。
ドゥマゲッティはセブ/マニラのような大都市と比べてまだまだ大規模な観光地化がされていません。そして学園都市と言われるだけに、人々が誇りを持ち秩序を保っているので治安が良く穏やか。別名紳士の街と呼ばれています。世界各国各都市の安全指標を調査するデータからはフィリピン国内においてドゥマゲッティは日本と同レベルの治安というデータが出ています。
一方フィジー ナンディもフィジーの中でも治安がいい場所です。
国際空港を持っているのもあり外国人観光客が多いエリアのため頻繁に警察がパトロールを行なっているエリアでもあります。ただ、観光客が多いエリアなためひったくりや交通事故に巻き込まれるケースは一定数あります。夜人通りの少ない通りで襲われたなどの話は聞きますが、それはドゥマゲテでも同じではないでしょうか。
日本ではないのである程度の注意は必要だと思います。
SPEAは原則本校舎宿泊もしくはゲストハウス校舎宿泊となってます。
本校舎宿泊/ゲストハウス校舎宿泊とも平日3食と土曜日の朝食が付いてます。
また、学校設備としてはレッスンエリア/自習室/ダイニングルーム/各宿泊部屋共にクーラーが完備されています。また部屋にはホットシャワーも完備されてます。
学校内に日本人スタッフが常駐しており困った事などが起こった際にいつでも対処できるようになってます。またwi-fiもあります。
FBI(フリーバード)の場合、学校ドミトリー/ホームステイ/ホテルステイから選ぶようになってます。どこに宿泊するかによって値段も変わってきます。
一番高いのがホテルステイ。学校の近くの5スターホテルが指定ホテルになってます。
次にホームステイ。こちらは毎日、朝食と夕食が付いてます。
最後に学校ドミトリー。こちらは男女別に別れており1人部屋と4人部屋になってます。ドミトリーには食事は付いておらず自炊が必要となります。各部屋にはファンが付いておりシャワーとトイレは共同となります。
ホームステイをしていた人によっては受け入れ家族がインディアンだったため毎日カレーだった方もいらっしゃるようです。
学校設備としては各教室/自習室にクーラーが完備されてます。また校内にwi-fiもあります。日本人スタッフは毎日はいませんが学校内におり緊急時対応をして頂けます。またFBIオリジナルの留学保険もありこれに入っている場合は病院対応がキャッシュレスで受けれます。
SPEAの場合、最初にレベルチェックテストを行いそれに合わせてオーダーメイド式カリキュラムを作成します。また本人の希望の科目なども取り入れ個人に合わせたカリキュラムとなります。授業1コマは45分です。
FBI(フリーバード)の場合、最初にレベルチェックテストと面接を行い本人のレベルにあったクラスに振り分けられます。各レベルでカリキュラムが決まっており主に午前中に文法や読解などの授業、午後にディベートやスピーチなどの授業を行います。
上のクラスに上がるほど内容も難しくなり即興スピーチなども行います。授業は1コマ50分です。
どちらの学校にもあるルールとしてはEOP(English Only Policy)を行なっており英語以外の言語で話す事が禁止されてます。
FBI(フリーバード)の場合英語以外での言語で話したのを教師に見つかった場合イエローカードとなります。イエローカード3回でレッドカードとなり退校処分となるルールが運用されています。
ドゥマゲテの周りにはシキホール島 アポ島などがあります。
シキホール島には黒魔術士が住んでおり惚れ薬などが売ってます。またビーチも綺麗です。
アポ島ではウミガメと一緒に泳げたり隣のセブ島のオスロブという場所ではジンベイザメが見れたりもします。
また温泉やツインレイクなどもあり山海共に遊べる場所があります。
費用もシキホール島まで片道130PHP(約300円)ほどで行くことも出来ます。
フィジーは世界有数のビーチリゾートです。
本島にあるナタンドラビーチは、130キロ続く美しいコーラルコーストの中のひとつのビーチで、フォーブスの世界のビーチベスト25にも選ばれたことがあります。
本島南部のコーラルコーストエリアから見る海は絶景です。この海に沈む夕日を眺めながら過ごすリラックスタイムは至福の時間とも言えるでしょう。
本島以外にも数多くの島があり世界中からリゾートを楽しみにやってきます。
本島内であれば50FJD(約3000円)から宿泊できます。離島に宿泊する場合は1万円を超えてしまうこともあります。
SPEAの場合親子留学が多くなってます。現地校と連携しておりお子様と一緒に来て親御様は学校で勉強しお子様は学校や現地校に行かれるケースもあります。
また体験型学習コースもあり、学校から外へ出て様々なミッションを行いながら英語を学習するコースもあります。その中で会話力や苦手としている部分を伸ばされる方もいらっしゃいます。
FBI(フリーバード)の場合フィジー留学の後そのままオーストラリアやニュージーランドにワーキングホリデーで働きたい方が多いです。最初に英語圏で英語に慣れ会話力などを鍛えた後ワーキングホリデーに行かれる方が多いです。
また年配の方も多く、日本が寒い時期に英語の勉強にいらっしゃる方も結構いました。
コースによって変わってしまうのですがFBIが6時間の授業だったためマンツーマン6時間コースで計算しています。
SPEAでマンツーマン6時間コースを1ヶ月受講した場合複数人部屋で98,000円となってます。これには平日の3食と土曜日の朝食が含まれています。
週末にどのような物を食べるかによっても変わりますがレストランで食べた場合でも1食200PHP(約400円)ほどで食べる事ができます。
お店でビールを飲んだ場合1本50PHP(約100円)ほどです。
FBI(フリーバード)で学校ドミトリー4人部屋滞在の場合1ヶ月で11,4000円かかります。
これには食費が入っておらず外食をするか自炊をする必要があります。
ローカルのお店で食べた場合で1食10FJD(約600円)ほどかかります。
ドミトリーで多かったのがお米を炊いておかずを作るパターンです。これだと肉などでも安く抑える事ができます。また極端なケースですが毎日インスタントラーメンで過ごしていた方もいらっしゃいました。
外国人が集まるお店で食べた場合1食30FJD(約1800円)ほどかかりました。
またフィジーはビールが高くお店で飲むと1本6FJD(約480円)ほどしました。
項目 | ドゥマゲテ | フィジー |
通信速度 | LTE対応(校舎も入ります) | 4G対応だが校舎内は繋がりにくい |
Wi-Fi | 無制限プラン 999PHP(約2000円) | Poket Wi-Fi 100GB 50FJD(約3000円) |
食事(ローカルフード) | 80PHP(約160円) | 10FJD(約600円) |
食事(レストラン) | 200PHP(約400円) | 30FJD(約1800円) |
学校ドミトリー | 一人部屋/複数人部屋(クーラー ホットシャワー付き) | 一人部屋/四人部屋 ファン 共同シャワー/トイレ |
移動費 | トライシクル 8PHP(約16円) | バス 1,11FJD(約66円) |
ドゥマゲテ留学もフィジー留学もそれぞれメリット デメリットがあります。
上記のように表でまとめました。一見ドゥマゲテがいいように見えますが遊んだりするのであればフィジーは世界有数のビーチリゾートでもあります。
またマンツーマンで行う授業の方がいい方もいればグループレッスンの方が向いている方もいらっしゃいます。
また国によって環境も変わります。その中からそれぞれにあった学校を選んで頂けたらと思います。
ブログの内容は皆さんの知りたい情報でしたでしょうか?皆さんの疑問は解決できたでしょうか?
もしもお役に立てた場合はSNSなどでご紹介いただけますと幸いです。また#SPEAで投稿いただけました場合、お礼のメッセージを送ることもございます。是非ともよろしくお願いいたします。
ブログでは書ききれていない情報もたくさんあります。ブログだけでは伝えきれないことがたくさんあります。
留学をご検討の皆様、もしも必要でしたら無料で留学のカウンセリングも実施していますのでお気軽にご相談を。
無理な営業やしつこい営業などは一切いたしませんのでご安心ください。皆さんにあった形を一緒に考えます。